6月決算期の弊社は、新年度にあたり、7月4日(金)に本社2階会議室で安全大会、午後からは松江エクセルホテル東急に場所を移し、経営方針発表会を行いました。
今回の安全大会では、令和7年6月に施行された労働安全衛生規則の改正により、職場における熱中症対策が義務化されたことを受け、「熱中症対策」をテーマに、安全講話を2部構成で実施しました。
前半は全国健康保険協会島根支部のご担当者様を講師にお招きし、「熱中症の予防と対策」と題して、熱中症を引き起こす要因や発症時に周囲が取るべき適切な対応についてご講演いただきました。
講話の中では、熱中症になった人と救護する人に分かれてのロールプレイも行われ、応答の確認や保冷剤での冷却など、実際の対応を再現しながら、緊急時にどのように行動すればよいかを、改めて全員で確認することができました。


後半は、株式会社さんびるのスポーツインストラクター永瀬涼花様を講師にお招きし、「運動で熱中症を防ごう」と題してご講演いただきました。
熱中症予防には筋力の維持が大切であること、また運動不足の解消や暑さに慣れていくためにも日頃の運動が重要であることを教えていただき、永瀬様の指導のもと、椅子に座ったままでもできる簡単な運動を体験しながら、日常に取り入れやすいストレッチ方法を学びました。熱中症対策としての運動の重要性を学ぶとともに、身体を動かすことで気分もリフレッシュできる有意義な時間となりました。


このような研修を通して、熱中症を未然に防ぐための意識を高めるとともに、早期発見・迅速対応ができる体制づくりの重要性を再確認しました。
アサヒ工業は今後も、熱中症対策に限らず、より安全で安心して働ける職場環境の整備を継続的に取り組みます。
そして、今回の安全スピーチは、弊社工事部案田さんと關口さんがそれぞれの体験談を元に、日々の危険予知活動の大切さと、慣れた作業こそ油断せずに焦らず落ち着いて作業する大切さについて話をしました。


午後に行われた経営方針発表会では、社長から経営方針と経営計画の発表があり、続いて各部門が今年度の目標をそれぞれ発表しました。
続いて、グループに分かれ「個人目標作成ワーク」を実施しましたが、新年度の目標や役割を再認識できた時間となりました。
その後、辞令交付、昨年度の特別功労賞および永年勤続表彰の表彰式が行われ、閉会後には懇親会が行われました。懇親会では、例年弊社専務が担当していたレクリエーションを、今回は総務部が担当しました。一から企画を練り、問題の作成から演出に至るまで準備を進めてきたクイズ大会は、大変盛り上がりました。
長い1日となりましたが、1年で最も大切にしているこの日を節目として、新たな1年のスタートを切ることができました。
【経営方針発表会の様子】



【懇親会の様子】


